2014年02月22日

発見!お宝!みなべ町



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【ウメとスミとカメの町、みなべ町】


全国の約8割の梅を産する和歌山県。その大半をみなべ町と田辺市で生産する。みなべ町は全国一の梅産地。南高梅(なんこううめ)を中心に、町内のいたる所に梅が植えられ、この時期、一斉に花を咲かせる。山も畑も、町全体が白く輝く季節。南部梅林(みなべばいりん)や岩代大梅林(いわしろだいばいりん)といった観光梅林は観梅客でにぎわっている。今回はそんな梅林を中心にみなべ町をめぐる。

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【この季節、みなべ町内は、満開の梅の花々々】


みなべ町は梅の町、梅で生きる町と小谷芳正(こたに・よしまさ)町長は言う。全国一の梅産地みなべ町には全国の4分の1、約2,000ヘクタールの梅畑があり、生産量は年間3万トン。中でも、南高梅という優良品種がみなべの梅生産を支えていると。みなべ町は、紀州備長炭(きしゅうびんちょうたん)の産地としても知られ、また、本州一のウミガメの産卵地、千里(せんり)の浜がある。ウメとスミとカメの町、みなべ町。

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【みなべ町の小谷芳正町長】


南高梅は、高品質の大きな果実を多く実らせる優良品種だが、同じ種類では受粉しないという性質がある。したがって、受粉させ、結実させるには、ミツバチを中心にした昆虫の働きが欠かせない。今年は、2月はじめの高温で開花は早かったものの、その後の低温で下旬にようやく満開を迎えた。しかし、これまでのところ、ミツバチが活発に活動する温度に届かない日が多く、梅農家では今後の気温の上昇に期待を寄せる。

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【南高梅の花】


花満開の梅の木の下には、ミツバチの巣箱が置かれ、スタンバイは万全だが、ミツバチが動き回る様子は、まだない。

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【ミツバチスタンバイ】





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【みなべ町の玄関、JR南部駅】


今回は、JR紀勢本線でみなべ町入りした西林味紀リポーター。梅林めぐりをスタート。

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【ずーっと梅の花、満開】


「一目百万(本)・香り十里」といわれる日本一の南部梅林。そもそも日本一の梅産地の梅園・梅畑をこの時期、花を楽しんでもらおうと観光梅林化しているだけなので、どこからどこまでが南部梅林という明確な線引きがない。あたり一面の梅の木・花の数に圧倒される。


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【満開の南部梅林】


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【満開の南部梅林】


南部梅林には、この地で梅栽培や梅加工をすすめ、この地域の梅によるその後の繁栄をもたらした先覚者として、内中源蔵(うちなか・げんぞう)翁の頌徳碑があり、毎年2月11日に、梅供養として法要が行われている。

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【内中源蔵翁頌徳碑】


南部梅林内の梅公園には、いろんな梅が植えられ、花も紅白に桃色などいろいろ楽しめる。小さなステージもあり、週末ごとにイベントが展開される場所だ。眺めも良い。

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【南部梅林の梅公園の紅梅白梅】


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【白い梅】


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【桃色の梅】


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【紅い梅】


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【南部梅林の西林リポーター】





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【道の駅・みなべうめ振興館】


南部梅林の近く、国道424号沿いに道の駅・みなべうめ振興館がある。みなべの梅の歴史や梅に関する様々なことが学習できる博物館であり、梅加工品を中心に、備長炭製品など、みなべ町内の物産の販売所でもある。観光パンフレットなども盛りだくさんで、職員が常駐する観光拠点ともなっている。

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【町内はどこも梅々々】


「○○梅林」などという名まえはついていないが、みなべ町内はどこをみても梅だらけ、そして、今は満開という状態。さすがは梅の町。

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【梅満開のみなべ町内】





南部梅林から北へ。国道から5qほど山中を進むと突然、視界が開け、梅の大パノラマが出現する。岩代大梅林だ。山地を開墾して作られた新しい梅林は、規則的に並ぶ梅の圧巻の景色を楽しむことができる。そして、もちろんここも梅の生産地に他ならない。この時期、農家の若手が中心となって、観梅客を受け入れている。週末にはライトアップも行って、夜梅見物も出来る。

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【岩代大梅林で梅の香を味わう西林リポーター】


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【目の高さの花、岩代大梅林】


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【満開の岩代大梅林】





岩代にはもうひとつ知る人ぞ知る場所がある。シンガーソングライターの谷山浩子さんが1979年に発表したアルバム「夢半球」に収録されている「テングサの歌」に登場する「岩代駅」だ。せっかくなので立ち寄った。

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【知る人ぞ知る、JR岩代駅】






今度は海岸部へ。観光梅林として開放されているわけではないので、梅畑に立ち入ることは出来ないが、海と梅と電車を一度に見ることができる場所があり、鉄道ファンはもちろん、プロアマ問わず、カメラを持った観梅客が多い場所、千里梅林(せんりばいりん)。

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【千里梅林、海とJRの電車】


千里梅林からウミガメの産卵地・千里の浜へ降りることが出来る。途中に、千里観音や熊野古道・千里王子がある。浜に降りるのは石の階段を徒歩で。車・バイクの乗り入れは禁止。また、透き通った海と砂浜が続くが、遊泳は禁止されている。

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【千里観音へ、西林リポーター】


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【千里観音参道を海へ】


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【千里観音】


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【千里観音から浜への途中、休憩スペース】


「アカウミガメ産卵観察のお願い」という注意書きがある。いつまでもカメが、この浜を選んで、産卵にやってきてくれるように願いを込めて。

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【千里の浜の西林リポーター】


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【千里の浜のそばをJR紀勢本線(特急くろしお)】


海岸と電車が近い。つまり、車窓からも海が近いというわけ。

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【千里の浜】


本州一のアカウミガメ産卵地。去年(2013年)は、上陸728頭、産卵293頭という。産卵からおよそ2か月後には子ガメが孵化し、海へ帰っていく。産卵も、孵化も見ると感動するといい、見たいと望む人も多いが、「今夜10時に産みいくよ」とか、「あす午前2時に這い出して海へ帰るから」なんていうメールが、カメから届くこともないので、簡単に見られないのもまた事実。毎年5月ごろから産卵上陸が始まり、夏いっぱい続くというので、機会があれば訪れてほしい。

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【千里王子社へ西林リポーター】


千里の浜はまた、熊野古道唯一の海岸の道としても知られ、千里王子社がある。

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【千里王子の碑】




千里観音から少し南へ。千里の浜に面したところにカメをモチーフにした遊具が多い小目津(こめづ)公園がある。緑豊かな、海の近くの公園で家族連れに人気だ。公園には、日本国歌「君が代」にもうたわれている「さざれ石」がある。

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【小目津公園のさざれ石】


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【小目津公園のカメの遊具に…、西林リポーター】





最後は温泉。最近のこの番組のひとつの傾向となっている。今回は、みなべ町内にいくつかある温泉の中で、「鶴の湯温泉」を堪能。鶴が羽を休めて傷を癒したという伝説の温泉。炭酸水素塩泉の黄褐色の湯。からだじゅうぽっかぽか。とても温まった。

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【鶴の湯温泉】


食事や宿泊施設もあるほか、「つるの水」という鶴の湯温泉の源泉を汲むことができる場所がある。基本的には無料。飲用も出来るが、温泉成分が強いので、注意が必要。天然の強い炭酸水といった感じがした。

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【つるの水(鶴の湯温泉源泉が汲める)】



【関連リンク】





今回のプレゼントは、みなべ町の「梅入り菓子(あられとグミ)」を3人の方に。番組あて「みなべ町のプレゼント」係へ。応募〆切は、2014年3月20日必着。プレゼント応募の際、番組への意見や感想などをお書きいただけるとうれしいです。当選発表は商品の発送を以て代えさせていただきます。

posted by wbs at 18:48| みなべ町