2013年08月03日

発見!お宝!串本町



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【古くて新しい本州最南端、串本町】


串本といえば、本州最南端。太平洋に突き出した潮岬がその場所。串本・大島から始まった日本とトルコの友好関係が、2年後125年となる。近畿大学水産研究所が、32年の歳月をかけ世界で初めてクロマグロの完全養殖に成功したのも、ここ串本の海。本マグロの蓄養(ちくよう)も盛んで大手水産会社の進出が相次いでいる。そんな串本の観光シーズンは夏。黒潮洗う夏の串本を訪ねた。

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【橋杭岩】
大小約40の岩が850メートルにわたり、連続して、一列に並んでそそり立つ橋杭岩。吉野熊野国立公園内にある国の名勝で国の天然記念物でもある。もともと観光名所で、年間70万人ともいわれる観光客が訪れる。岩を望む海岸には広い駐車場やトイレはあったが、今年、ゴールデンウイーク直前に道の駅がオープン、物産販売所を兼ねた展望所が完成。人気を博している。

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【串本町の田嶋勝正町長】


相変わらず男前の串本町の田嶋勝正(たしま・かつまさ)町長。トルコとの友好の架け橋になった串本では、2年後に迎える125周年式典やエルトゥールル号の遺品展示を考えているところという。クロマグロの完全養殖も、マグロの蓄養も盛んで、今後、マグロ生産の一大拠点になることが間違いない串本では、紀伊半島一周高速道路にも期待を寄せている。そして、道の駅が好評で、今後、もっとここを充実させていくと話す。

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【道の駅くしもと橋杭岩】


本州最南端の道の駅は、今年4月27日に串本町鬮野川(くじのかわ)の国道42号沿いにオープンした。この道の駅くしもと橋杭岩の登録で全国の道の駅は1000か所を越えた(ここが1000番目ということではなく、同時登録の複数の道の駅で1000を超えた)。

今後、国道に右折レーンや信号・横断歩道が設けられる他、電柱の地中化も計画されているという。物産販売所を兼ねた橋杭岩展望スペースが素敵だ。1階も2階もオープンデッキで、目の前に橋杭岩がドドーンと大迫力でそそり立つ。視点が新しく、大岩に見とれる。必見、必訪だ。




今回の西林リポーターは、マグロの養殖体験。詳しくいえば、蓄養まぐろのエサやり&試食!まずは、潮岬から、くしもと大橋で大島に渡り、橋杭岩を対岸に望む漁港の「本まぐろ待機所」へ。ここで、串本の観光とマグロの養殖についてビデオ学習する。

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【まぐろ待機所】


案内、ならびに、船を操縦するのは、丸八水産の吉田隆(よしだ・たかし)さん、船の名は、妹さんの名まえをつけたという美紀丸。「みき」なご縁である。またまた今月も船に乗った西林リポーターだが、くしもと大橋近くの生簀をめざす。

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【またまた船、生け簀へ】


まぐろの蓄養生簀は大きい。直径30メートル、深さは10メートルで、ここに体長1メートル、体重20キロのまぐろが450匹ほど飼育されているというが、その姿は見えない。

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【まぐろ養殖生け簀】


ラクロスのスティック(クロス)をほうふつとさせるまぐろのえさやり専用の柄のついた網に、えさとなる魚(サバやイワシ類)を数匹乗せ、生簀に投げ入れる。吉田さんのお手本を見て、西林リポーターもチャレンジ!なにもむずかしいポイントはない・・・ように感じ、やってみるが、初回は、生簀に入らず、船の中に撒いた。大失敗である。

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【西林、エサやりま〜す!】


後ろに大きく引く必要はなく、そのまま生簀の方へ押し出すのが良いと教わり、リベンジ。だんだんコツがわかってくる。まぐろは、海面にえさが落ちると底の方から上がってきた。デ、デカイ!!早い!!きれい!!

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【おりゃぁ!西林エサやり】


大きな体で早く泳ぐまぐろたち。数が増えてくると、生簀内で渦ができる。まぐろの回転の向きは、反時計回りと決まっているらしい。そうなると、えさが落ちるや否や大きな水しぶきが上がったかと思うとえさは消えている。

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【エサが落ちると水しぶきが上がりエサはすでにない】


ラジオ取材収録もそこそこに、まぐろがえさを食べる瞬間を写真に収めようと、ディレクターは連写するが、まぐろが早く、しぶきが大きいことから、なかなか捕らえられない。この迫力は、ぜひ、体感してほしい。

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【これがウワサのブルーライン】


もう少し大きいまぐろも見せてあげると別の生簀へ。ここのまぐろたちは、体長1.5メートル、体重40〜50キロクラスと、まさに、西林リポーターと遜色ない大きさ。そんな大きな魚が目の前をビュンビュン泳ぐのを見るのは快感だ。そして、えさを食べる瞬間に体をひねるまぐろ。そのときに見えるブルーのラインとヒレの黄色が美しい。えさを食べるモードに入ると、体の色の黒が濃くなるといい、これがクロマグロといわれる所以じゃないかという話も聞いた。

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【海の男って感じの吉田さんと西林リポーター(手前)】


体験の合間に、まぐろの養殖(蓄養)の苦労話や醍醐味など、色んな話を聞いた。失敗も投資も多いがうまくいくと得るものも大きいという。

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【鯛の養殖生け簀】


近くには鯛の養殖生簀も並んでいる。

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【帰りの船は・・・】


漁港に戻る際の船はスピードアップ。船が上げる波しぶきに日の光が当たって虹が見えた。

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【「水門まつり」というお店】


漁港で下船し、吉田さんと別れ、本州側へ。大島を望む県道脇にレストラン兼物産販売所「水門まつり」がある。ここで、まぐろを試食。やわらかい。おいしい。

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【養殖まぐろの試食タイム】


暑い、熱い取材を終えて入った「水門まつり」で目に入ったおすすめメニュー「ぽんかんシャーベット」。いただいておきましょう。あぁ、これまた、冷たくておいしい。

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【ぽんかんジェラート】


「串本・大島の本まぐろ養殖体験」についてのお問い合わせ・お申し込みはは、串本町観光協会(JR串本駅構内)0735-62-3171へ。




- 寄り道 -


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【本州最南端へやってきた西林】


串本といえば本州最南端。折角だからと、潮岬へ。

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【ここが本州最南端】


本州最南端プレートを越え、太平洋の大海原が目の前に広がる先端へ。ここが、まさしく、本州最南端!!

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【潮岬観光タワー】


振り返ると緑色が鮮やかな望楼の芝生と、そこに、そびえる潮岬観光タワー。高さ45メートル。開業は1960年と、結構歴史がある。去年、ライトブルーに塗り替えられたばかり。

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【潮岬観光タワーへ】


いざ、タワーへ。入場すると「本州最南端証明書」をゲットできる。一般用と団体客用の2種類のサイズがあることを今回初めて知る。

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【潮岬観光タワー屋上展望台】


「エレベーターが新しくなったんです」という係の人の声に送られて、エレベーターで屋上へ。360度の景色が堪能できる。この眺めも一見の価値あり。番組冒頭のリポートはここから。

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【近大まぐろ丼】


串本といえば、世界初完全養殖に成功したクロマグロ=近大まぐろ。グランフロント大阪にも出店し、大人気の近大まぐろは、ここ、観光タワーのレストランで食べられる。近大まぐろ丼というメニューだが、丼だけではなく、味噌汁やそうめんなどが付いた膳となっている。

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【いただきま〜す】


これは、いただいておかないと。おいし〜い。




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【くしもと大橋】


「ここは串本、向かいは大島、仲を取り持つ巡航船〜」と歌われる串本節。巡航船は今はなく、いつでも安全に渡れるくしもと大橋が開通したのは、1999年9月8日。潮岬(本州)側から、386メートルのループ橋と290メートルのアーチ橋の2つの橋で結ばれている。

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【串本節の歌碑】


アーチ橋のたもとに、串本節の歌詞が刻まれた歌碑がある。

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【ハイビスカス】


串本町の花はハマユウで、花の時期は夏。そんなわけで、ハマユウの白い花もこの時期よく見かける。だが、大島ではハイビスカスの真っ赤な花をよく見かけた。南国な感じの場所と言える。




関連リンク


今回のプレゼントは、串本町の「紀州梅まだい梅」を3人の方に。番組あて「串本町のプレゼント」係へ。応募〆切は、2013年8月20日必着。プレゼント応募の際、番組への意見や感想などをお書きいただけるとうれしいです。当選発表は商品の発送を以て代えさせていただきます。

posted by wbs at 13:06| 串本町