2012年09月29日

発見!お宝!海南市



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【県北西部にある豊で住みよい海南市】


2005年4月1日に、旧海南市と旧下津町が合併し、今の海南市になった。幅広くいろんなものや機能が備わっている、それが海南市。紀州漆器と生活雑貨、文化財、熊野古道、農産物、海産物と挙げればきりがない。高速道路も早くから4車線で開通し、JRが海岸部を走り、海南駅をはじめ5つの駅がある交通の要衝。海岸部は港が開け、船舶がひっきりなしに行き交う。石油精製工場に火力発電所もある。

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【海南市を含む野上谷に生えるシュロ】
旧海南市の市長から、今の海南市長へ。2期目の神出政巳(じんで・まさみ)市長。地元出身という市長に昔も今も変わらずに良いところをたずねると「気質」という言葉が返ってきた。人が温かいというのだ。そして、高速やJRで和歌山や大阪、関空まで近く、風光明媚で住みやすい街であると。

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【海南市の神出政巳市長】


先月末に内閣府から発表された「南海トラフ巨大地震津波被害想定」も気になるところだが、そもそも、海南市は中心部の海抜が低いため、津波に襲われると甚大な被害となる。そんな海南市沿岸に建設が進むのが、世界初の可動式防波堤。そこで、海南市の防災の取り組みについて、海南市危機管理課の橋本伸木(はしもと・のぶき)課長にきいた。

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【海南市危機管理課の橋本伸木課長】


可動式防波堤は、壁が持ち上がるのではなく、太い鉄の管が並んで水上に現れ壁となるのだという。

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【海南市役所・海抜1m】


海南市内には各所に統一デザインの海抜表示がされている。
津波被害が想定される場合は、海南市総合体育館に対策本部を置き、市役所の機能ももたせるという。

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【海南市総合体育館・海抜22m】




シュロたわしづくりを体験する


紀州野上谷(のかみだに)産のシュロにこだわった、手づくりたわしを製造メーカーはが海南市椋木(むくのき)にある。「高田耕三商店」という。

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【やさしいたわしをつくる高田耕三商店】


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【高田耕三商店の高田英生代表】


高田英生(たかだ・ひでお)代表にシュロたわしづくりを教えてもらいながら、西林リポーターが体験、シュロの良さを体感した。

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【収穫したばかりのシュロ皮】


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【繊維を伸ばし束ねたもの。シュロ皮30枚分くらい】


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【銅の針金を二つ折りに】


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【機械にセットした針金の間にシュロ繊維をはさむ】


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【均等に繊維を置くのが重要(難しい)】


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【ハンドを回すとねじれて棒たわしになっていく】


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【棒たわしを散髪機にセット。むだ毛(繊維)をカット】


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【馬蹄形に曲げる】


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【こだわりのたわしは紐もシュロ製の堅縄】


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【完成!素敵なマイたわし】


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【お店の奥にはミニギャラリー】


広報マンの高田大輔(たかだ・だいすけ)さんは、「品質にはこだわっているが、伝統工芸品を目指しているのではない。あくまで日用雑貨、使ってもらえる物を作っている」と話す。あまり知られていないが、ボディブラシは逸品。ぜひ、おためしを。

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【高田耕三商店全景。前の田んぼに稲穂が実る】


高田耕三商店では、全国を飛び回って、たわし作りの実演や体験を行っている。品質にこだわった手づくりのため、一つ一つの商品は決して安くはない。しかし、そのこだわりが評価され、取材も多いという。体験(いつ・どこで)・販売(どこで買えるか)は、ホームページに掲載されている。また、学校やイベントなどでの体験も可能で、電話で問い合わせてみてほしい。

高田耕三商店 TEL:073-487-1264 ホームページはこちら

※いきなり店舗を訪ねても、体験はできません。ご注意を。



寄り道あれこれ


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【海南市の玄関、JR紀勢線・海南駅】


JR紀勢線が高架になったことで、駅ビルを通り抜けられることを発見した。その駅ビル1階に観光案内所および主な物産展示場&休憩所がある。イベントパンフレットなども豊富で、海南市観光はここからスタートするのをオススメ。

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【海南駅ビルにある物産観光センター(かいぶつくん)】


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【熊野古道沿いの藤白神社を訪ねる】


熊野古道沿いにある。熊野古道沿いにある九十九王子のうちの五体王子のひとつ。

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【藤白神社のご神木の楠に触れ癒される西林リポーター】



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【春日神社参道には、シュロについて記されている】


春日神社は、万葉まつり(5月)で知られる。最近では、風鈴まつり(8月)も。熊野古道の松代王子もある。

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【シュロ皮にふれられる海南市歴史民俗資料館】


海南市歴史民俗資料館は海南市木津にある。入場無料。月・火は休館。

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【海南市歴史民俗資料館のシュロ展示】


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【田んぼに彼岸花が咲き始めた】


高田耕三商店へ体験取材にうかがった時は、田んぼは黄金色の実りの記事だったが、周辺取材で放送直前に訪れた時、海南市ぼ山あいや田んぼに彼岸花が咲き始め、稲の収穫は半ばくらいに進んでいた。

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【くすのき広場(紀美野町)の野上電鉄車両】


「のてつ」の愛称で親しまれた野上電気鉄道の車両。「のてつ」は、たわしやロープなどの特産品を、港まで運搬することを目的に、1913年8月に設立されたという。1994年3月に惜しまれながら廃線に。車両が保存展示されているのは海南市の境界に近い紀美野町。野上中学校そばのくすのき広場。

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【海南市下津町の塩津港ではシラスの天日干し】


できたての釜揚げシラスは、とてもおいしかった。もちろん、買ったんですよ。

海南観光ナビ(海南市観光協会)
高田耕三商店
春日神社
露弥水産

今月のプレゼントは、高田耕三商店のボディブラシとたわしストラップをセットにして3人の方に。応募〆切は、10月20日必着。プレゼント応募の際、番組への意見や感想などをお書きいただけるとうれしいです。

また、あなたが知る県内市町村のとっておき情報(見なきゃ、行かなきゃ、食べなきゃ、体験しなきゃ、など)をお待ちします。採用の方には番組からプレゼントを。

posted by wbs at 15:35| 海南市