2007年08月25日

発見!お宝!新宮市

世界遺産・熊野速玉大社のまち、新宮市に行ってきました。
<↓↓番組をお聞きいただけます↓↓>

http://wbs.websozai.jp/waka/rw070825.mp3

さすが!しめ縄も立派です。

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全国数千の熊野神社の総本宮でもある熊野速玉大社。県外から訪れていた18組の参拝者に、インタビューしました。「熊野ってどんなイメージ?」という問いには、「神秘的・おそれ多い感じ」という声とともに、「遠いところ」という答えも少なくありませんでした。熊野の「クマ」はそもそも「神・カミ」であり、「隈=すみ」に通じるそうですからね。「今回の旅行はどんなルートで?」とお尋ねしたら、「4泊5日で、中辺路を経て北山村での筏下り、速玉、那智のあと、串本でトビウオ漁、その翌日は定置網漁の体験」と、ものすごく活動的なスケジュールを組まれている60代のご夫婦連れも。和歌山ならではの楽しみ満喫!ですね。神々の使い・ヤタガラス

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神武天皇の東征の際に道案内をしたのが、ヤタガラス。世界中の神話や伝説で、カラスは太陽と結びつけられることが多いのだそう。天照大神の子孫である神武を先導したということで、日本の神話の中でも、カラスは太陽神と関わっているんですね。中国では昔、太陽はカラスによって空を運ばれると考えられていたとのこと。ヤタガラスが三本脚なのは、陰陽五行思想で陽数である3が、太陽にふさわしい数とされたから。中国で太陽の象徴とされた三本脚のカラスが、日本に伝わって、熊野の神の使者に結びついたのでしょうね。

天然記念物のナギ

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ヤタガラスがくわえているのは、ナギの葉。熊野速玉大社の敷地内には、樹齢が1000年近い天然記念物のナギの大木があります。古くから、熊野詣の人々はこのナギの葉をいただいて、険しい道行のお守りにしたそうです。

佐藤春陽新宮市長

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「新宮で生まれ育った人が、地元だけでなくいろんな場所で活躍してくれたら」と佐藤市長。歴史的にも、反骨精神溢れる人材を多く世に送り出してきたまち、新宮。その市長さんは、やはり考え方がリベラルで、率直な方という印象でした。

徐福の像がお出迎え

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2200年ほど前、秦の始皇帝に命ぜられ、不老長寿の霊薬を求めて新宮の地に渡来したとされる徐福。農耕や捕鯨、紙すき等の技術をこの地に伝えたとされます。紀州藩主徳川頼宣の命により建立された徐福のお墓のある徐福公園内の売店では、徐福茶(霊薬とされた天台烏薬の葉と番茶のブレンド)や徐福ロマン(紀州梅をベースにした健康食前酒)など、徐福づくしのお土産物が買えます。

初めての新宮。なんで徐福?と半信半疑で買った徐福茶が、飲みやすい中国茶という感じでいけてたり、これまた徐福寿司というお店で買ったさんまの姿寿司が、帰りの車中であっという間に完食してしまうくらい滋味あふれる逸品だったり。2000年の歴史がいまに生きている新宮の奥の深さの一端を、(主に食から)垣間見る思いでした。
posted by wbs at 15:07| 新宮市