2007年06月28日

発見!お宝!印南町

今回訪れたのは、「印南(いなみ)町」。とびきりのおいしいものを探してきましたよ!
<↓↓番組をお聞きいただけます↓↓>

http://wbs.websozai.jp/waka/rw070628.mp3

印南といえば「小玉スイカ」
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 印南町は、小玉スイカの生産量が西日本一。年間50万玉ほど出荷されます。6月の大阪中央青果市場では、小玉スイカの6割!くらいが印南産。

 生産量が多いだけではなくて、甘みとシャリシャリした歯ごたえが絶品。「ひとりじめセブン」という品種なんですが、ほんと独り占めしたくなるおいしさです。 どのくらい甘いかというと、糖度でいえば12度から13度以上、なかには15度という完熟メロン並みのものもあるとのこと。ちなみに、ふつう甘いとされるスイカで11〜12度。印南の甘―い小玉スイカを食べれば、梅雨時のだるさも吹き飛ぶこと請け合いです。
 ところで、スイカが「接ぎ木」をして栽培されるのはご存知ですか?スイカの根は細くて病気にかかりやすいので、根の強い植物を台木にします。印南町の「ひとりじめセブン」は、ユウガオに接ぎ木しています。

 JAみなべいなみの担当者も「今年はとくに甘くておいしいですよ」と太鼓判。7月中旬まで出荷されるそうですので、ぜひ食べてみてくださいね。

 もうひとつご紹介したいのが、ミニトマトの「赤糖房(あかとんぼ)」。その名のとおり、真っ赤で甘みが強くて房なりで売られているミニトマトなんです。

 糖度は8.5度〜13度くらいで、並みのスイカかそれ以上の甘み。しかも、ただ甘いだけでなくて、酸味もしっかりあって、昔ながらのトマトの風味が豊かです。東京・赤坂の料亭や、神戸に寄港する世界一周のクルーズ船から注文があるなど、一流の料理人もうなる味。また、東京の三越など有名百貨店にも並んでいます。いわば、ミニトマト界のエリート。ただそうなると、勝手に「赤糖房」を名乗る似て非なるミニトマトが売り出されるということも出てきたため、「赤糖房」という名称は商標登録されました。「ブランド」としての信頼を落とさないように、という目配りも怠れないんですね。エリートはツライ!?

 10月下旬から店頭に並びますが、今年は間もなく出荷終了。味わってみたいという方は、秋も深まったころに、印南産の「赤糖房」をお店で探してみてください。

こちらが有名な「かえる橋」

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  「考える・人を変える・町を変える・ふるさとへ帰る・栄える」という「5かえる」を表した「かえる橋」。1995(平成7)年に完成した当初は、賛否両論あったようですが、現在は町のシンボルとして定着しているようです。町長が東京の官庁の人などに会うと、「あのかえる橋の印南町ね」と話が弾むそう。また、橋の周辺3haが整備され、「かえるの里」として福祉施設や観光農園などとして利用されています。この橋ができたことによって、それまであまり活用されていなかった土地が宅地造成されて、若い世代を中心に移り住む人も増えています。高台にあるので津波の心配もないし、海やかえる橋が見えて景色がいい、というのでなかなかの人気とのこと。

 私は、今回初めてこの橋を見たんですが、見ていると理屈抜きに気持ちが和みますねー。世の中には味気ないデザインの橋が多いですが、こういうユーモラスな橋が増えると、ドライブや旅の楽しみも増えるし、住んでいる方たちも楽しい気分になれるのではないかと思いました。

久保井始町長とかえるの置物たち

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 いつの間にか、町長室のかえるグッズコレクションも豊富に。役場のすぐ近くにあるかえる橋をながめつつ、町長は町の未来を「考える」日々(かな?)。

 印南産の農産物のPRには、町長も一役買っています。出張の際の手土産はもちろん、お中元・お歳暮などにも、いろいろな印南産の特産物を使われているとのこと。昨年開業した印南サービスエリアで試食販売などのイベントを行って、ますます印南のおいしいものをPRしていきたい、とのことでした。

 印南の選りすぐりのおいしいもの、まだまだあります。生産量日本一のキヌサヤ、低農薬・有機栽培のネットメロン……そして「真妻ワサビ」。現在、静岡産の真妻ワサビが最高級とされて料亭などで使われていますが、もともとは、印南町の真妻地区がふるさとなんですよ。いまも真妻地区で、少ないながらも生産されています。栽培農家の平井満さんが、改良型ワサビ畑での栽培を軌道に乗せつつあり、これから生産量は徐々に増えていく見込み。

 本家真妻ワサビが本格的に復活して、町の特産品の柱の一つになれば、印南町に来ると、獲れたてのイサギなどの刺身を、地元産の真妻ワサビで食べられる、なんていいですよね!おまけに印南町は、約300年前に改良土佐節(鰹節)の作り方を考え出した角屋甚太郎(かどや じんたろう)の出身地なのですが、そのご子孫が町内で醤油の会社を経営していらっしゃるので、地元産の醤油もある。地元のおいしいもの同士の組み合わせなんて、贅沢。印南町での真妻ワサビ栽培の復興、ぜひぜひ成功させてほしい!

 とにかく、印南町の農産物は、そろって安全・安心・おいしい一級品ぞろい。栽培に携る方たちの工夫と努力のたまもの、なんですね。私も青果物売り場で、印南産の表示のある商品を買い物かごに入れる機会が増えそうです。
posted by wbs at 09:57| 印南町