2008年12月27日

発見!お宝!由良町

ミカン王国・和歌山の数ある産地の中でも、とりわけ「完熟」のおいしさ探究に熱心な由良町へ。

<↓↓番組をお聞きいただけます↓↓>

http://wbs.websozai.jp/waka/rw081227.mp3


由良の秘蔵っ子
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ワタシ「ゆらっ子」。11月から12月にかけて、東京や大阪でひっぱりだこ。自分で言うのもナンだけど、早生ミカンの中で「日本一おいしい」って評判なのよ。早生らしからぬ成熟した味の秘密?内緒にしておきたいけど、こっそり教えちゃう。もともとは宮川早生や向山っていう品種なんだけど、実が熟す夏から秋にかけて、マルチ栽培されるの。余分な水分を吸収しないから、甘みがギュッと凝縮されるってわけ。でも皆が皆、ゆらっ子になれるわけじゃないわ。糖度12%以上とかキズがないとか、基準が厳しいの。今季、ゆらっ子として認められたのは、3分の1だけ。つまりゆらっ子は、とっておきの由良の秘蔵っ子ってわけね。

ゆら早生の育ての親
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ゆらっ子より早く、10月に出荷されるのが「ゆら早生」。いまや「極早生の最高峰」とも称されるこの品種は、1985年に由良町内の園地で宮川早生の枝変わりが発見されたことから生まれました。そのとき、農家からの連絡で真っ先に駆けつけたのが、現在JAグリーン日高経済部長の大江伸一さん。発見から10年後の種苗登録、さらには人気品種に育つ過程を見守り続けてきた、ゆら早生の育ての親のおひとりです。「温州ミカンだけでなく、樹上で越冬させる木成り八朔やさつき八朔も由良の特産。苦味が少なく、甘くてジューシーな八朔もぜひ味わって。」


紀州の氷山?
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削ってかき氷(いまは寒すぎ、ですね。)やオンザロックに使いたくなる、白い山肌。白熊がいても、不思議はないかも。ただし、ここは紀州・由良の白崎海岸。氷ではなく石灰岩ですので、あしからず。初めて訪れたあなたは、2億5千万年前の岩や崖が屹立する景観に、「おぉー!」と思わず声をあげてしまうことでしょう。この石灰岩の地層、どうやらおいしい柑橘類づくりにも、関与しているらしいのです。県内の由良、有田地方はもちろん、静岡や愛媛などの有名ミカン産地も石灰岩層の上に位置しているとか。気候だけでなく地層まで関係するなんて、農業って奥が深い。

畑中雅央町長
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「ほかにはない白崎海岸という自然の財産や、興国寺などの歴史遺産を生かして、従来の基幹産業である農業や漁業とも連携した観光の町に。」と意欲的な畑中雅央町長。今年の春には、漁業者が中心となって、白崎クルーズがスタート。初年度半ばにして、乗船客が目標の1000人を超えるという、なかなかの人気。また町内の各業種からメンバーを集めた「町づくり協議会」も、この秋発足。早くも、バスツアーの企画などに、積極的に乗り出しています。由良観光の新たな動きに、要注目ですね。

白い岬で待ってます
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スイセンって、地味ぃーなイメージじゃありません?そんな概念を吹き飛ばすのが、県立白崎青少年の家周辺に群生する八重咲きスイセン。清楚なのに華やか。ちょっと首をもたげた姿が、なんとも可憐。訪れたときはまだ一分咲きという感じで、開花しているのはちらほらだったのですが、甘〜い香りが風に乗って漂っていました。寒さを一瞬忘れ、気分は春に。1月25日(日)に、「すいせん祭り」が開催されます。

法燈国師によって宋からもたらされた金山寺味噌や醤油、尺八、虚無僧の発祥の地として知られるのが、興国寺。1月12日(成人の日)には、天狗祭が行われます。天狗の舞いの奉納を観て、新年の厄払いを祈願。加えて白崎海岸や展望台からのパノラマ、咲き誇るスイセンを楽しむ、なんてドライブもおすすめです。
posted by wbs at 19:27| 由良町