2008年11月29日

発見!お宝!すさみ町

エビの王様・イセエビの味覚まつりを開催中というすさみ町へ。

<↓↓番組をお聞きいただけます↓↓>

http://wbs.websozai.jp/waka/rw081129.mp3


グィー!グィー!


すさみ自慢の旬の味をぜひ味わわねば、との使命感(?)から、漁協直営店で購入し、お土産に。自宅で調理に取り掛かろうとするや、野太い鳴き声が。・・・ビビります。頭と胴体を切り離しても、なお「グィー!グィー!」胴から尻尾を縦半分に切っても、薄桃色の身がピクピク。なんという生命力。長寿を象徴する縁起物なわけですね。お造りと塩焼きと味噌汁にして、ありがた〜くいただきました。三種の食べ方それぞれに、違った旨みや歯ごたえで、大満足◎。

すさみに泊って味わって


実は伊勢ではイセエビはあまり獲れず、伊勢の商人たちが各地への運び手だったのが名前の由来とか。「すさみの商人が売りに行ったら、スサミエビになる可能性だってあったんですけどね」と残念がるのは、商工会の有田文彦さん。かつてエリザベス女王来日時に供されたというくらい、玄人お墨付きの味を誇るすさみのイセエビ。「食べたーい」けど、生きのよすぎるイセエビを自分で調理するのはちょっとという方は、すさみに行って泊ってイセエビを満喫する、というのが正解。イセエビ味覚まつり期間中、町内の宿泊施設では、イセエビ満載の料理を堪能できます。2月28日まで。

ギネスも認めた世界最深


すさみには、日本はもとより世界初や世界一がいろいろ。たとえば、世界で一番深い所にある郵便ポスト。水深14mの海底に固定されたポストに、専用ハガキを投函すれば、世界中どこにでもちゃんと配達されるのです。2002年版ギネスブックに掲載もされました。世界初のスルメイカ入り定形郵便するめーるは、最近、年賀状バージョンが爆発的人気に。インターネットの情報サイトで紹介されたのがきっかけで、急遽2万枚の追加注文が。石川県小木漁協からスルメイカを分けてもらい、漁協の方たちは現在フル稼働。

橋本明彦町長


「遊び心のまちづくり」を大事にしたい、という橋本明彦町長。人口の減少、少子高齢化など、深刻な事柄も多いのが町の現状。でも、額にしわ寄せて考え込んでいるだけじゃしょうがない。と、まずは行動。昨年春の町長就任以来、住民たちと対話を重ね、給食センターの仕事や林業の間伐の現場なども体験。町のPRイベントでは、自らイノブータン大王などの着ぐるみ姿にもなるという、40代の橋本町長。懸案だったイノブタの食肉生産も、この秋スタート。様々な世界一や世界初を生んできた遊び心あるすさみ人のパワーを結集して、町の魅力があらたに発信されていくのが楽しみですね。

枯木灘 残照


「枯木灘 残照」という曲、ご存知ですか?和歌山市出身の歌人で作家の道浦母都子が作詞、都はるみが歌っています。3年前に発売されたこの曲の誕生には、長編小説「枯木灘」を書いた新宮市出身の作家・中上健次と都はるみの親交が関わっているそう。イセエビのほか、ケンケン鰹、イカなど年中味覚まつりが開催されているくらい特産物が豊富で、イベントも多いすさみ町。「でも何より、ありのままのすさみが、いいんです。」と言った町長の言葉を、枯木灘に沈みゆく夕日と残照は、納得させてくれました。
posted by wbs at 23:00| すさみ町