2008年10月25日

発見!お宝!日高町

そろそろ鍋物がおいしい季節。ということで、鍋魚の王様「クエ」の町、日高町へ。

<↓↓番組をお聞きいただけます↓↓>

http://wbs.websozai.jp/waka/rw081025.mp3


関節を狙い打ち
hikuekai081011
毎年10月に催されるクエフェア。800円と手ごろな値段で食べられるクエ鍋とクエ飯などを楽しみに、県内外から大勢の人が来場。クエの解体ショーで、刺身にすると100人前、30kgほどのクエを手際よくさばいていたのは、町旅館民宿組合長の濱さん。「むやみに力を入れてもダメ。関節を狙うのがコツ。関節技だね。」王様・クエにも、弱点あり。
私たちもクエ
hique081011
クエフェアでのライブは3回目という、男女ユニットのQU-E。「でっかいディナーショーみたい。クエ(QU-E)でよかったな、と思う日。」見かけは不細工でも、ええ味を出すクエを目指そう、と思ったのがユニット名の由来。心にしみる歌声とメロディーは、クエ鍋のように、聴く人をあったか〜くしてくれます。

出番を待つ御輿
hikuemiko081012
朝日を浴びて神々しく鎮座ましますのは、白鬚神社の秋祭り・クエ祭のハイライト「クエ押し」で担がれるクエ御輿と樽御輿。体長約1mのクエが、塩漬けや天日干しを経て、おなかに藁を詰められ、御輿に。祭りを早く進めたい当番衆と、長引かせて楽しみたい若衆が、奉納するクエ御輿をめぐって攻防するのがクエ押しです。間もなく始まるクエ押しの喧騒など夢にも思わず、クエ御輿はひたすらウトウトまどろんでい(るように見え)ました。


ソーレ!命がけじゃー!
hikuematu081012
「ソーレ!」「ソーレ!」の掛け声も勇ましく、クエ押しが始まると、たちまちクエ御輿は踏まれたり蹴られたり、もみくちゃに。攻防がひとしきり続くと、当番衆や若衆の間から、伊勢音頭の替え歌を主とした民謡が。お伊勢参りが大流行した江戸時代の風俗が、いまなお受け継がれているのですね。4時間以上続いたクエ押しの終盤は、石段に顔から落ちて血まみれになったり、頭を打ったりと負傷者続出。ケンカ祭り・男祭りといわれる所以も納得の過激さでした。

中善夫町長
hichouchou081011
「天然のおいしいクエはもちろん、人口の増加、西山の眺望、町営温泉・みちしおの湯、生産量日本一の黒竹・・・」と、たくさんのまち自慢を挙げてくださった中町長。オススメのクエ料理は?「揚げたての天ぷら。ビールのあてにぴったり。それに、胃袋のバター焼きや肝の刺身もいけます。町内の民宿で、食べられますよ。」こりゃもう、泊りがけでクエのフルコースを堪能するしかないですね。

夜明け前後、生きたアオリイカをエサに一本釣りというのが、日高町の漁師さんのクエ釣りの流儀。1kgあたり1万円の浜値がつくクエ釣りは、自然を相手にしたギャンブル。めったには釣れない“幻の魚”に果敢に挑む漁師さんあってこそ、冬の贅沢・天然クエのおいしさを、私たちは味わえるということですね。とはいえ、値段も王様級のクエ様。ごくごくたまーにしか口にできないのが、悲しいところですが。
posted by wbs at 21:01| 日高町