2014年09月27日

発見!お宝!有田市





arid_map.jpg
【みかんと太刀魚の有田市】

有田市といえば、まずは、みかん。有田みかんというブランドは全国区で揺るがない。

今年は、8月あたりからの天候不順が作柄に影響を与えないか気になるところ。大雨&日照不足。有田市の望月良男(もちづき・よしお)市長は、有田市のみかん畑、みかん山は、安定した日照を受け、水はけが良いのが特徴で、天候などに左右されず、安定して、一定の品質を保っていると、市場などでの評価が高いと話す。「不作の年こそ、有田みかんを選んでおくと安心だ」という、うれしい声が聞かれるという。ただ、心配は心配とも言い、今、農家の方は、技術と経験で、いちばん良い栽培策を実行してくれているはず、と話す。
rw140927_15.jpg
【水揚げされたばかりの太刀魚】

太刀魚の水揚げ量日本一の有田市。太刀魚だけでなく、様々な海の幸が水揚げされる。そして、それが、市民の食卓へも届く。太刀魚は、煮ても焼いてもおいしい。「焼き物が好きだが、刺身も普通に食べる。おいしい」と、望月市長。そして、「おいしい魚を食べに、有田市を訪れて欲しい」と。
日本一ではあるものの太刀魚の水揚げ量は徐々に減少している。かつて、年間 2,000トン以上獲れたのが、今や幅はあるものの 1,000トンに満たない年もある。去年もそうだったという。
rw140927_44.jpg
【有田市の望月良男市長】

今年5回目を迎える「ノエル有田スイーツ・コンテスト」。おいしい有田みかんを広く多くの人に食べてもらいたいという主旨で、パティシエの鎧塚俊彦(よろいづか・としひこ)さんらの協力を得て、みかんを使った新しいスイーツの提案を募集している。書類審査などを経た本戦、コンテストは、今年は初めて有田市を飛び出し、和歌山市で行われる。イオンモール和歌山で、11月9日(日)に、試食会、表彰式などとともに行われる。また、これまで4回の最優秀作品をパッケージにして販売するという企画もあるとか。コンテストへの応募締め切りは10月9日必着。出品しようとしている人は急ぐ必要がある。

有田市はまた、公式Android用アプリを開発、発表している。自治体の先駆けとして取り組みだ。有田市の情報発信がメインだが、第1弾は、有田みかん栽培シミュレーション、第2弾は、太刀魚をテーマにした漁業シミュレーションのゲーム付き。成果をあげるとリアルな物産が贈られるという特典もある。関心のある方は、Playストアで「有田市」を検索してみよう。アプリは、無料でダウンロードできる。


rw140927_29.jpg
【モニュメントがあれば並ぶ西林】

国道42号有田大橋の南詰、右側(海側)に、太刀魚(タッチー)のモニュメントと「たちうお 漁獲量 日本一 有田市」の文字。

そこにモニュメントがあれば、とにかくそばに行って並ぶ西林味紀リポーター。今回は、太刀魚を取材する。
rw140927_01.jpg
【漁船のない漁港岸壁】

漁船が出漁するのは、その日の未明。仲買のセリが始まる午後に帰港する。早めに到着した港は静かで、岸壁に漁船はなく、帰港を待つ人の姿もまだない。
rw140927_02.jpg
【漁船のない漁港岸壁】

取材に際し、有田箕島漁業協同組合からは「漁船からの水揚げ作業、リアカーに乗せてセリ場へ、といった漁師や女性たちの導線を塞がない、邪魔しなければ自由に見てくれていい」とうかがい、漁港へ。

そんなわけで、いつになく前後左右に気配り、目配りをしながら(しているつもり)、うろうろ状態になる西林リポーターとカメラマン兼ディレテクター。これは、一般の見学者も同じこと。その点に気をつけた上で、ぜひ見て欲しい。その日、出漁しているかどうかは、漁協に電話すれば教えてもらえる。
rw140927_32.jpg
【沖合から帰港してくる】

沖合から、次々に有田箕島漁港へと、漁船が戻ってくる。
rw140927_20.jpg
【帰港する漁船】

午後2時ごろから徐々に漁船の帰港が増え始める。
rw140927_21.jpg
【接岸する漁船群】

帰港し、接岸すると、水揚げが始まる。漁港で待つ女性陣は、まず、トロ箱に氷を入れ(買い)、リアカーで岸壁に。
rw140927_06.jpg
【ダクトから、適度に砕かれた氷が、ザーっと】

早めに帰港した漁師や漁港にやってきた女性陣に話を聞き始めた西林リポーター。
rw140927_13.jpg
【女性たちに取材中の西林味紀リポーター】

徐々に、漁船も人も増えてくる。
rw140927_16.jpg
【慌ただしい見守る西林】

漁師らは「少なくなった」、港で待つ女性陣からも「少ない」「細い」という声を耳にする。しかしそれは、豊漁ピーク時と比べてのこと。初めて見る西林リポーターにとっては、大漁だし大量だった「太刀魚」。
rw140927_17.jpg
【慌ただしく、活気ある漁港】

有田箕島漁港に水揚げされるのは、太刀魚が圧倒的に多い。しかし、キメダイやハモ、フカ、イカ、エビなど様々なものがある。今更ながら、紀伊水道が、いかに漁業資源が豊かなのかを思う。
rw140927_05.jpg
【リアカーにいろんな魚】

rw140927_08.jpg
【金目鯛(キンメダイ)】

rw140927_10.jpg
【色々揚がる】

水揚げされた太刀魚は、大きさごとに分けられトロ箱に入れられ、リアカーに乗せ、女性たちが、仲買のセリに向かう。
rw140927_09.jpg
【仲買のセリに向かう女性陣】

太刀魚のセリは、出漁日の午後3時から。ここのセリは、声を発しない。仲買人たちが木札に値を書き入れ、投げ入れていく独特のスタイル。
rw140927_23.jpg
【仲買のセリ場の様子】

一般客が漁港を訪れ、仲買から直接、水揚げされたばかりの鮮魚を買うことも可能。
rw140927_27.jpg
【漁港内ですぐに販売されている】

漁港には、水揚げされる岸壁、セリ場、仲買の冷蔵冷凍庫棟などがある。そして、その一角では、今まさに、水揚げされたばかりの魚たちが安値で販売されている。鮮度はリアルに目撃しているのだから間違いない。

11月1日(土)からは、しばらく休んでいた漁師さんらによる直売市も復活するという。


rw140927_38.jpg
【休漁日の漁港】

休漁日の港は静か。多くの漁船が係留されている。黄色い船体が太刀魚を捕る、打瀬網漁(うたせあみりょう)の漁船。そして、港には、無数のリアカーが整然と並んでいる。数の多さとともに、全体が絵のように美しい。
rw140927_39.jpg
【休漁日の漁船群】

rw140927_37.jpg
【休漁日のリアカー群】



せっかくだから、昼食にも太刀魚を。一度目の訪問時には、ごはんに錦糸たまごと刺身が乗った「太刀魚丼」を、2度目の訪問では数量限定の「たち重」を。地元では普通に食べるという太刀魚の刺身が文字通り新鮮だったし、一見「うな重」と遜色ない「たち重」だが、口に入れると、柔らかさが太刀魚ならではのもの。いずれも、有田川左岸堤防道路=国道42号沿いの「鮎茶屋」で。ここは温泉もある。
rw140927_30.jpg
【太刀魚丼】

rw140927_45.jpg
【たち重】

rw140927_46.jpg
【鮎茶屋】



rw140927_33.jpg
【紀文まつりの露店(屋台)群を対岸から】

当初、8月9日(予備日 10日・11日)に開催予定だった「紀文(きぶん)まつり」は、台風の接近のため、予備日も含めて、一度中止になった。しかし、市民からの開催要望の声に押される形で、9月15日の祝日に復活開催され、大賑わいとなった。途中、小雨がぱらつく場面もあったが、フィナーレの花火大会まで無事に行われ、多くの市民らが楽しんだ。秋の花火もイイ感じだ。

西林リポーターも紀文まつりを訪れ、楽しんだ。夏の終わりを告げるかのように、有田川から打ち上げられる花火を見ていて、2年半の番組で訪れた市町村や数々の体験取材が思い出されたという。
rw140927_36.jpg
【紀文まつり花火大会】



rw140927_31.jpg
【生放送中のスタジオ、ウインズ平阪さん(中央)と赤井ゆかりアナウンサー(右)とともに、西林味紀リポーター】

西林味紀リポーターによるラジオで和歌山〜シーズン3(3巡目)〜は、30市町村をまわり終え、今回で終了となりました。2年半おつきあいありがとうございました。10月からは、シーズン4(4巡目)が、新たにスタートします。どうぞご期待ください。


関連リンク



今回のプレゼントは、有田市の「えびせんべい」を3人の方に。番組あて「有田市のプレゼント」係へ。応募〆切は、2014年10月20日必着。プレゼント応募の際、番組への意見や感想などをお書きいただけるとうれしいです。当選発表は商品の発送を以て代えさせていただきます。
posted by wbs at 16:58| 有田市